こんにちは。チョコです。
4月より晴れて看護師の皆さん、病棟の雰囲気はいかがですか?慣れない環境と初めてのお仕事に不安と緊張でいっぱいだと思います。皆さんを見ていると、私も1年目だった時のことを思い出します。国試合格の喜びから一転、学生から社会人、看護師となる責任の重さを感じこれから本当にやっていけるのかとても不安でした。
そこで、色々な気持ちを抱えている新人看護師マンに向け、エールを送るつもりで私なりの看護師1年目の心得と攻略法をまとめてみました。

フレー!フレー!
挨拶は基本!
恥ずかしながら、挨拶ができない看護師多いです。日勤・夜勤が混在しているせいなのか、病棟内では挨拶が飛び交うことはなくもくもくと情報収集の為にパソコンと向き合っている人多めです。看護師に関わらず、挨拶は基本です。おはようございます、お疲れ様です、今日1日よろしくお願いします、と相勤務者に挨拶するだけで1日のスタートダッシュは違います。看護師はチームで動くので、業務前にハイタッチやエンジンを組んでからスタートしてもいいかもしれません。
上司や同僚の顔と名前を一致させる
病院の規模にもよりますが、院内には多くのセクションが存在していて、多くの職種の方が働いています。まずは病院長や看護部長、師長さんといった上司の名前と顔を一致させましょう。併せて医師の顔と名前、専攻科も覚えておくと見かけた時に声かけしやすいです。自分の名前と所属も覚えてもらうように自己紹介も忘れずに行いましょう。
わからないことは聞くべし!
社会人になるとよく耳にする報連相。特に看護師は、患者さんの安全を守る為にもチームワークが大事なのでタイムリーに報連相すべきです。また、わからないことはとりあえずやってみる。ではなく、医師や先輩に沢山聞きましょう。いじわるな先輩もいるけど、いい先輩も絶対いるはずです。聞く時には自分の考えやアセスメントを述べた上で聞くと尚良いかもしれません。

伝え方にも、SBARやアサーションコミュニケーションといった手法があるのよ。
インシデントは恥ずかしいことではない!
インシデントとは、医療事故や医療過誤になりかねなかった事象のことをいいます。別名ヒヤリ・ハットです。例えば、患者に別の患者の食事を配ってしまった、医師の指示とは違う量の薬を配薬してしまった、などなど。「危なかった~。」「気付いてよかった~。」や、ヒヤッ!とした、ハッ!とした事象全部を言います。インシデントを起こしたことがない看護師はいないと思います。人間ですからね。完璧を求めますがそれでもインシデントは起こります。しかし、看護師が患者の安全を脅かすようなことがあっては絶対になりせん。そのため、未然に防ぐような仕組みづくりや対策を練る必要があるので速やかに報告しましょう。インシデントを起こしてしまった本人はとてもショックだし、無かったことにしたくなる気持ちよくわかります。しかし、これは患者の安全だけでなく、自分を守ることにも繋がります。誰が悪いでもありません、なぜそうなってしまったのかを一緒に考えましょう。

インシデントは凹むのよね。
でも同じようなことを繰り返さないように、皆で共有させてもらうわね。
ストレス発散方法を見つけておこう!
春は、仕事や生活の変化など環境が大きく変わりストレスを感じやすいです。無理に適応しようとはせず、まずは生活の基盤を整え徐々に慣らしていきましょう。それでもストレスはなくならないので、自分なりのストレス解消方法を見つけておくといいまもしれません。ちなみに看護師のストレス発散は、夜勤明けの衝動買いであったり、大食いだったり、旅行に行ったりと消費系が多い気がします。
眠れないほど辛い時は休もう!
看護師1年目はやりがい以上に辛いことの方が多いように感じます。これは決して看護師という仕事が合わないからではありません。最初は辛いが勝ってしまうのです。辛い要因は、様々だと思います。仕事が上手くいかず、病棟の雰囲気や人間関係が合わない。食事が喉を通らない、夜も眠れない。そんな時は、無理せずに一旦お仕事をお休みしましょう。一旦離れることでわかることもあるし、看護師が活躍できる場所は沢山あるよ!心と体のバランスを整えて、自分らしくいられますように!

自分を大事にできないと患者の安全も守れないわよ。
SOSできる場所や人を確保しておくことが大事ね。
まとめ
理想と現実のギャップで心身ともに追い詰められるのが看護師1年目です。辛いこともあると思うけど、良いことややりがいも沢山あります。だけど、すぐにそれを実感できるようになるのは難しいです。無理せず、できることからコツコツと、患者の安全を優先し行動しましょう。自分らしさを大切に、楽しい看護師ライフが送れるように陰ながら応援しています!
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